各国楽器(Wベース)の違い

まずは有名どころでイタリア フランスから
イタリアの楽器は明るく良く鳴る朗々と響く音で(ボディの響きが好い)
フランスは楽器のボディは余り響く感じはないが引き締まって遠達力が在り
たとえとばシルクのような、しなやかで流麗な音です

次はイギリス、やっぱり国民性が出るのか割と厳ついとかごついと感じる
個性的な楽器が多いと思います
容姿も音に関してもそのようです
後はチェコとかここら辺りの楽器は選ばないといけないかもしれません
音楽の国オーストリアも結構好い楽器があります

おおざっぱな分け方をしましたが
いずれにしても上記の楽器は個性がありますし
皆が皆当てはまるものでもないし、個人の好みもあるのでなかなか難しい

ドイツの楽器は量産体制になっているので安価で数も多いので手に要れ易い
国産との違いは楽器に対する伝統の違いでしょうかどんなに下のクラスでも
パーツとか材料が確りしていますので初心者でも少なくともこれぐらいから始めた方が良いと思います
音に関してはちょっと暗いのと他のヨーロッパの国との一番の違いは低音です
ドイツは横に広がる低音です。
イタリア、フランスなどは
低音が下の方から湧き立つような低音が出てきます。

ドイツ製の良く見る代表的なメーカー
ヘフナー ブンダー ラング アドラー ムジマ ジュゼック マイネル ザンドナー マインドル ザーマ
ドイツ統一後のメーカーでは ルブナー ウィルファー ぺルマン アントンホルツレヒナー エドガープガール ミハエルグラス
ゼミリンガー R.W レオンハルト

国産ベースメーカー
スズキ オリエンテ チャキ クレモナ(坂本虎次郎さんが引退で趣味で製作)コインも昔のメーカー

ついでにフラットバックの楽器とラウンドバックの楽器の違いをちょっと触れておきます
ガンバシェイプ 

その名の通りガンバから来ているようで古い楽器はフラットバックが多い
ラウンド(カーブド)バックは近代になってからのようです

バイオリンシェイプ
バイオリンのようにC部の両端が角状に出ているタイプです
大抵、裏はラウンド型です


音の違いはフラットバックは良く言うと前に出てきてはっきりしている〔繊細さもある〕
割りと直線的な素直な音。
悪く言うと深みのない音、場合によっては軽い音に聞こえる場合も〔これは言いすぎ〕

良く言うとラウンドバックの場合は奥行きがある太い音です。

一度ボディの中で回り込んで出て来るので、悪く言うとラウンドは前に出てこないこもる音。

注意”例えで解り易く言っているだけで、フラットバックが深みがないとか、ラウンドがヌケが悪いと言っている訳ではない、良い楽器はどっちのタイプも良い音はします。

  ジャーマンボー(弓)の代表的なのを簡単に
デーリング
   低音の良く出るどちらかと言うとクラッシック向きの弓
ホイヤー
   音も見た目にも硬めの腰のしっかりした弓
フレッチナー
  上の二つの中間的な音、毛箱など日本人には一番握りがしっくり行く弓
ザイフェルト#220
  なかなか材質が落ちている最近では好い弓、良い音だと思っています
  フレッチナーと共に日本には一番数の在る弓です
  
(一時代前の良い時代の各メーカー弓の印象です。)

弓毛 馬毛、尾っぽの毛

黒毛と白毛について
  白毛は黒毛に比べ細い、音はしなやかさがあり艶がある
  黒毛は白毛に比べ太いため、音はザラつきのある荒々しさを感じる男性的な音になる
  また、聴感上、黒毛の方が引っかかりが良くボリュームが出るように感じることがありますが、
  大抵これは弓本体で決まりますので気のせいだと思った方が良いと思います
  バスの場合は個人的には黒毛のほうが良いと思いますが、好みと場合によります。

良い楽器の条件音のバランスの良さとか高音弦が痩せない
ハイポジションの音抜けが良い低音の出具合とかあるみたいです
予算が少なくても良い楽器をまず弾いてみて比較してみた方が判りやすいと思います
 
弓の場合、新しく購入する場合硬めの確りした音の引っかかりの良いのを選ぶ
良いでしょう、これも良い弓と比較をしてみることが大切です。
手元から先のほうまでのバランスの良さ、引っかかりの良さ、低音の出具合
腰のしっかりした音で少し硬めの音を選んだほうが良いでしょう

弓で弾く事を大事に考えている場合、楽器がある程度能力があれば弓が鳴らしてくれるので
考え方を変えれば弓の方が重要になります
プロが使う弓になると普通20万以上の高額になり、このクラス以上になると後は
好みの問題になってきます。
弓選びのポイント
 引っかかりが良い 手元から先までのバランス 音の立ち上がりが良い 低音のバランス出具合

予算が許されれば
ホイヤー31万9千円 デーリング33万6千円 ザイフェルト#220 21万3千円 フレッチナー
(ドイツの代表的な弓の一昔前の価格です、参考に載せていますが現在はもっと高額に)
最近は材質が悪くなり上記のメーカーでもあまり良い弓は入荷してこないので選ばせて貰っています
フレンチBOWになると通常もっと高額になるが、
アルコス、ラポソなどブラジルの弓は比較的安価でも良い弓がある。
ジャーマンBOWで一番安いのが杉藤、定価で3万、この上だとカーボンの弓¥48,000(値段の割りに下手な弓より良い)
杉籐なら5万〜8万ぐらいの弓がが無難です、このクラスでも当たれば結構良い弓があります。  弓の画像


弓選びは上記の様に色々書いていましたが弓の材質が落ちて来ている現代、
高額な弓や有名メーカーでも全く当てはまらないようになってしまいました。


初心者の弓の簡単な選び方
まずは試奏されている弓だとある程度松脂は付いているはずなので必ず試奏前には松脂を一擦りか二擦り軽く付けてください
弦に弓の重さを載せるように押し付け過ぎないように1番線から各弦を手元から先まで同じ調子で弾いてみてください
この時にチェックするのはまずは音の出具合で何本か弾かせて貰うと差が出て来ます。
音の出が良いのを選んだら次に引っ掛かりが良いかどうかをみて、
手元から同じくらいの力で弾いても弓の先の方1/2くらいで極端に弱く音が出なくなる弓があります。
(慣れれば1弦と低音弦の自分の得意の2本ぐらいでも分かると思います)
次はG弦の力強さと太さ、低音の出具合を見れば良いと思います。
分かりずらい場合は常に何本かの弓と比べて弾いてみた方が分かりやすい
また楽器も代えてみて確認するのも良いと思います。
その他、技術が上の方は弓の跳ね具合、硬さ、しなやかさ、重さ、バランスなど好みが出て来ます。


カーボンとは?
従来の弓材が入手困難な現在、カーボンは安定した剛性、反発力が最大の特徴で
平織りしたカーボン繊維をエポキシ樹脂で硬化させて造られています
樹脂の酸化を防ぐ為、UVコート又は、塗装を施されています。
またFRP製品はウェットカーボンとドライカーボンがあります。(ウェットカーボン、フューメビアンカ樂弓はこれにあたる)
ドライカーボンは大変高価ですが高温加圧されて余分なエポキシ樹脂を取り去り軽くて高い剛性の弓を作ることが出来ます
長期間にわたって安定した性能を維持することが出来る為、F1カーや旅客機などにドライカーボンは使用されています。

楽器選びの参考になれば幸いです。

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