駒の立て方
駒の位置は上の図を見てください、駒の足はf字穴のきざみの〔点線〕中心に置いてください
駒のテールピース側を裏側としてこの面を表板から垂直または少しオーバー気味に
テールピース側に傾けてください。(駒の足を指板側、前側を少し浮かせるぐらい)

弦を張ると、どうしても前に傾いてきます〔指板側に〕
また、新しい弦を張ると特に前に傾くが、気をつけていないとこの状態はいつまでも続きます
常に傾きを見てやっておかないと悪い例のようになります、弦がかなり古くなってもです
また前に傾くと弦高も上がり弾きずらくなり駒も反りやすくなります

魂柱の位置についても一言
魂柱の位置はあくまで基本は上の図の丸の位置ですが楽器とか人の好みによって
駒の足の位置
から遠ざけたり近づけたり、または中心から外側へと多少調整をします。
(バスバーと同じ距離、駒の足の中心から足の外側まで、
駒からの距離は足の厚み、または魂柱の太さから半分の中で調整)
かっこの中はあくまで教科書、教わったとおりですが、実際はある程度のは経験のある職人は
それぞれ独特の立て方があり、魂柱立て作業は絶対見せない職人もいます

またヨーロッパの一部の流派(メーカー)によっては非常に特異な立て方をする場合もあります
例えば斜めに立てて角と角で立てるとか、魂柱の中心に穴を空ける、周りに加工をして立てるとか
(魂柱とかに加工するのは昔、流行ったこともあるようです)現在でも残っている方法は
これでも良い音がする様で、意外と基本的な位置から余りかけ離れている事はない様です

常に適切な取り扱いと手入れをされていつまでもご愛用くださいますようお願い申し上げます
もうひとつ、駒は丁寧に扱うと一生使えます、駒も魂柱も楽器と同様に枯れて良い音になります。
また自分の愚かしさを棚に上げ、取り扱いが悪いのにアジャスター付きの駒は狂い易いとか
倒れ易いとか言っていたり
する者もいる、
これは普通の駒でも持ち主の管理が悪いと倒れたり反り返ったり傾いたり当人の問題です。

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